花筏アニマルズ
6月に入ったのにまだ桜の写真を公開し終えてない私。暑苦しくてすみません。
春の花シリーズはあとちょっとですので、どうぞご容赦ください。
前回の「地元の桜の名所」の写真を取りに行ってから数日後、かなり散ってきたので、「花筏」が撮れるんじゃないかと期待して、同じ場所にまた行ってきました。花筏というのは、水面に散ったさくらの花びらが吹き寄せられて、表面をピンク色に覆う状態のことを言います。
花筏が綺麗に撮れる条件としては、花びらの量が多いこと、水面にある程度の深さがあること、水面の近くから撮影できること、風が強くないこと、ではないかと思います。弘前公園のお濠が有名ですね。
我が地元はどうだったかというと、水面近くに寄れる場所は河が浅く、花びらも多くなかったので、筏ほどにはなっていませんでした。
望遠レンズの圧縮効果で一面ピンクに見えていますが、近づくとそれほどでもないの。
桜が散る中をゆっくりゆっくり散歩するおばあさんとシニアわんこ。私がカメラを構えているのを面白そうにじーっと見ていました。お年寄りとわんこは絵になるよね。
しかしこのあと、おばあさんが突然振り返り、ものすごい大声で「ここにアオダイショウがおるよーーー!!!」と叫んだので腰が抜けそうなほどびっくりしました。見に行ったら大きいのがでろーんとしてて、わんこが嫌がってた。
花筏を渡る鳩。よく見ていると、沈まないように花びらの上をささっと進んでいくのです。ニンジャぽっぽー!
花びらをかき分けていくカモ。なぜか宇宙戦艦ヤマトの曲が頭のなかで流れる。
そしてこの日撮った写真の中で一番気に入ってるのがこれ。花びらの下に大きな赤い緋鯉がいたところを撮りました。なんか、運勢アップ的な効果がありそうな…プリントしてお財布に入れておくと金運が良くなるとか。
今年のソメイヨシノの写真はこれでおしまい。たくさん楽しませてもらいました。